壁スイッチの交換方法 安全・簡単にできる
壊れた壁スイッチ 部屋の電気のスイッチ
※電気工事士の資格が必要です。
※あくまで電気工事士の資格保持者である事と、安全確認の上自己責任である事を踏まえ読み進めてください。
壁スイッチの交換方法 安全・簡単にできるガイド
交換までの流れ
交換をする前に、状態の確認をします。
一般的には「壁スイッチ」「電気のスイッチ」「照明のスイッチ」などと呼んでいるかと思います。
今回は20年以上使った壊れた壁スイッチです。
① 状態確認
② 必要部品と道具の準備
③ 安全対策と交換作業
④ 点検
◎状態確認をしましょう
むやみに分解したりせずに、状態を確認する事が重要です。
◎ 壁スイッチの形状・種類は?
ホタルスイッチなのか、壊れてるスイッチはどの照明のスイッチで個数は何個か?など部品を用意する為に確認する。
◎ 交換する為の道具は何が必要か?
壁スイッチでも、壁内の固定具は何であるか?とか確認する。
・「壊れた壁スイッチ」を1例として進めていきます
① 状態確認
壊れた壁スイッチ 1例
状態確認で分かった事
・この1例の壊れた壁スイッチはホタルスイッチ(照明が消えてるとパイロットランプが点くタイプ)です。
・必要な部品は単独照明用なので片切ホタルスイッチ1個になります。
・交換するにはプラスドライバー、マイナスドライバー、が必要なようです。
② 必要部品の用意と、必要な道具の準備
「部品」
・状態確認で分かった「部品」と「道具」を用意します
今回使うのはホタルスイッチ一個と、交換に必要な道具はプラスドライバーとマイナスドライバーになります。
スイッチの種類は、単独の照明用なので「パナソニック 片切 埋め込みホタルスイッチ WN5051」 を使います。
今回用意したスイッチと道具
・ホタルスイッチ パナソニック 片切 埋め込みホタルスイッチ WN5051
壁スイッチには種類やデザイン、スマート化まで色んな種類の製品があるので各メーカーにて確認してみてください。
※主な照明メーカーとスイッチメーカー パナソニック JIMBO ダイコー コイズミ
・プラスドライバー 絶縁付きラチェット+ドライバー
・マイナスドライバー 絶縁付き-ドライバー
③ 安全対策と壁スイッチの交換作業
〇ブレーカーの遮断
交換するコンセントのブレーカーをを落としましょう。
・交換作業 壁スイッチの交換
ここまで状態確認と部材を揃え安全対策を講じ、作業に入ります
〇 プレート外し
始めにプレートを外します。
↓のプレートはプラスドライバーで外すタイプです。
外してやりましょう
プラスドライバーで表面のプレートを外す
↓プレートを外した状態
プレートを外した状態
○ 次は、プラスドライバーで壁内のスライドボックスからスイッチを挟んでいる枠金具を外します
取り付け枠を壁内のスライドボックスから外す
○ 取付枠の金具からホタルスイッチを外します
取付枠の金具をマイナスドライバーで捻ってスイッチを外す
↓
取付枠の金具からスイッチを外す
○ スイッチに繋がっている電線をマイナスドライバーで外す
↓このタイプのスイッチはスイッチ裏のプッシュを押して外すタイプです。
マイナスドライバーで白い押し釦を押し線を外すタイプ
↓こちらはマイナスドライバーを差し込んで線を外すタイプ
マイナスドライバーを差し込んで線を外すタイプ
○ 外した要領で同じ線を新しいスイッチに組み立てる。
同じ要領で新しいホタルスイッチを取り付け枠に組み立てた状態
○完成
ホタルスイッチ交換完了
これで交換工事の完了です。
ホタルスイッチのパイロットランプが点灯してませんでしたが、
交換後パイロットランプがきちんと点灯しております。
スイッチ交換は電気工事士の資格が必要です。
交換部品の変更などは電気回路の設計上、問題などが発生しますので同じ用途の部品が良いです。
以上で交換工事完了です。
壁スイッチの故障は、使用頻度によりますが全般的に築15~20年ぐらいすると故障が多いです。
スイッチ交換の修理を依頼しても3000円~程度です。
20年でこの程度ならば工事士に依頼しても保全のために良いかもしれません。
Q1、無資格での交換工事はできますか?
A1、法律上してはいけません。
Q2、資格を持ってるので簡単ですか?
A2、慣れれば簡単ですが、普段やっていないと仕様や劣化の種類など多く危険性はあります。
Q3、何を取り付けても良いですか?
A3、いいえ、交換作業は基本的には回路設計などがあり同じ種類仕様をつけましょう。
以上、一般的なQA回答です。
ブログでの説明ですが、アクセス稼ぎに安易に説明する事も事故の原因にもなります。
本来従事する人間が責任を持って工事をする事が一番だと考えます。
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